畳3枚ほどのスペースに、坪庭との要望を施主様から受け、竹垣を使った和風庭園を完成させました。
下地がコンクリートなので、庭石で土止めを行い、植え土の容積を出来る限り確保し、植栽用土にも配慮しました。
わずかなスペースでも、かなり広く感じられるように、施工するのがポイントです。
         

       

石組工事も、高さと位置取りに注意して、織部型灯篭で、庭のバランスを取ります。
灯篭は出雲産の年代物で、茶庭、坪庭には相性が、とてもいいです。

      
最後になりましたが、何と言っても竹垣が重要なポイントになります。回りを御簾垣で囲む事により、庭の空間が生きてきますし、庭全体が締まります。
勿論、フェンスを利用して施工出来ますし、風が強くても抜けるように工夫していますので安心です。
施主様にも大変喜ばれ、玄関前にも更に狭い、坪庭を作らせて頂きました。